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アトピー スクール 鍼灸講座 代表 八木沼良夫です。
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今回のテーマは脱ステロイド(脱ステ)の経過についてです。
アトピー の治療でステロイドを使用している方は多いのですが、一方で「このまま使用していても大丈夫かな?」とか「最近薬が効かなくなってきたような気がする!」「今までなかった湿疹が出てきた!」等、ステロイドに対する不安をお持ちの方も多いです。
このような不安な気持ちになってきた時に、そういえば脱ステをして良くなったという情報を耳にしたという経験から「脱ステ」を試みようという流れになって、ところで「脱ステをするとどうゆう経過でアトピー が治るのだろう」と色々と情報を集めるにですが、脱ステに関しての情報が錯綜していて調べれば調べるほど不安になってくるようです。
そこで、まずは脱ステした後の経過を参考までに記述したいと思います。
脱ステは大きく分けて3段階の経過を辿ります。
1、浸出液(シンシュツエキ)
2、 カサブタ
3、落屑(ラクセツ) という三段階です。
まずは浸出液の時期はステロイド中止直後から遅くても3週間以内に出ることが多いです。浸出液を体に溜まったステロイドが出てくるという情報がありますが、浸出液はステロイドの残骸では無いです。
そして浸出液が脱ステロイド直後に出る場合と3週間後に出る差は何かと言いますと、つまり体からステロイドが抜ける時間ということになります。ステロイドが体から早く抜けた方は早く浸出液が出ます。脱ステロイドしても浸出液が遅れて出てくる方は、体からステロイドが抜けるのに時間がかかったという事です。
ステロイドを使用している時は、皮膚の炎症を抑えていたので浸出液は出ませんでしたがステロイドをやめると皮膚の炎症を抑えることができなくて浸出液が出てきます。
また浸出液も2種類あります。一つは黄色(オウショク)ブドウ球菌そして血漿(ケッショウ)です。黄色ブドウ球菌は体の免疫力が低下している時に出ます。主に白血球の減少時に出ます。白血球数が正常に戻れば黄色ブドウ球菌は出なくなります。
もう一つの浸出液である血漿は皮膚の炎症が収まると出なくなります。脱ステをして次の段階に入るとカサブタが出来るのですが、このカサブタは血漿による浸出液が作ってくれます。カサブタは体にとって害はなく、むしろ必要な成分です。カサブタで皮膚を保護するという働きがありますので出来れば無理に剥がさないことが大切です。
カサブタで皮膚を保護している間に、カサブタの下の組織では新しい保護膜を作っています。この保護膜が出来上がってくると、カサブタの役目は終わりますので、脱ステ経過の3番目である「落屑ラクセツ」の時期になります。
ここまでくると皮膚はしっかりしてきますので、皮膚を掻いても傷にはなりにくいです。パラパラと細かい皮膚が落ちてきて「脱ステ」の三段階による経過の終了となります。
脱ステしてから落屑(ラクセツ)の症状になるまでにかかる日数は1ヶ月から3カ月くらいです。この期間は定期的治療をした場合です。かなり短い期間で脱ステを終了すると思われる方が多いと思います。
この理由は脱ステ直後の浸出液対策が鍼灸で出来て、そして早く終わらせることができるからです。浸出液対策が出来ると脱ステによる「感染症対策」も鍼灸で十分可能です。ですので脱ステを短期間で終了させる事ができます。
アトピーの患者さんは脱ステを希望される方が多いですので、鍼灸でお役に立てればアトピー 患者さんの人生を変えることができるくらいの治療効果が鍼灸で期待できます。
本日はここまで。
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