日本全国47都道府県にアトピー 治療家を育成する。
これが「アトピースクール 鍼灸講座 宗気堂」の理念です。
はじめまして。
アトピースクール 鍼灸講座 宗気堂 代表 八木沼良夫です。
鍼灸でアトピー 治療が出来るような情報と鍼灸セミナー案内等を
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今回のテーマは「アトピー の治し方 鍼灸療法」です。
目次
・アトピー の原因
・鍼灸の有効性
・アトピー の治し方。効果のある3つの鍼灸
1、灸頭鍼 2、お灸 3、鍼
・鍼灸で炎症を取る方法
・アトピー の浸出液を止める方法
・アトピー のカサブタ対策
・鍼灸で瀉血する方法
・アトピー の症状ごと、治し方に順番の違いがあります。
・アトピーの鍼灸、感染症対策
・まとめ
◎アトピー の原因
アトピー の原因は大きく分けて 3つです。
1、食べ物 2、塗布剤 3、合成界面活性剤
1、食べ物
食べ物で大切なのはなんといっても食べ過ぎない事です。特に夜に食べ過ぎるのはアトピー が悪化しやすいです。体に良い食べ物でもたくさん食べると毒に変わります。そして注意が必要なのはやはり糖質です。糖質は炭水化物(米、小麦) デンプン(カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ) 果糖(果物)そして砂糖です。
糖質がなぜアトピー の原因になるかと言いますと、糖質が体の中に入りそして血液の中に入ります。血液の中には酸素が流れています。この酸素と糖質が化学反応を起こしてエネルギーに変わる時に活性酸素が発生します。活性酸素が発生すると細胞の膜が壊れて乾燥します。乾燥するので皮膚が痒くなります。いわゆる体が酸化すると考えてもいいです。植物性の油も体を酸化させますので特にリノール酸の油は控えてください。そして、マーガリンは控えてください。
2、塗布剤とは
薬や保湿剤(クリーム 、軟膏 、ローション等)です。とにかく皮膚に塗るものは全てです。薬は主にステロイドやプロトピックですが、それ以外にも痒みを抑える成分が入ったものもあります。抗生物質の入った塗布剤もあります。これらの薬の成分は炎症を抑える作用がありますが、ステロイドは皮膚を薄くするという副作用があります。皮膚が薄くなるので傷になりやすく、そして傷が痒みの原因にもなります。
プロトピックは免疫抑制剤ですので、ほかの皮膚病の原因にもなります。例えば、飛び火、ニキビ、ウイルス性の皮膚炎等、皮膚炎を起こすので痒みが続き皮膚の回復には難しいです。また、プロトピックを使用すると熱くなったり赤くなったりする事があります。抗生物質入りの塗布剤も感染症にかかった時に使用することがありますが、抗生物質と一緒に入っている軟膏にかぶれて痒くなる方もいます。
保湿剤ですと医療保険で処方されるのは主に、ワセリン、ヒルロイド、尿素、そして漢方薬配合の紫雲膏があります。そして市販薬にも多くの保湿剤があります。保湿剤を使用しますと実際には保湿剤の依存症になられている方もいます。保湿剤の依存症とは保湿剤を使用しないと皮膚が乾燥して痒みが止まらない事です。また、保湿剤に含まれる軟膏で痒くなるのはステロイドやプロトピックや抗生物質と同じです。
3、合成界面活性剤
保湿剤で特に気をつけなくてはいけないのは、保湿剤の成分の中に合成界面活性剤が入っている事があり、この合成界面活性剤が入っている塗布剤を使用すると皮膚の保護膜を壊してしまうので、皮膚の回復は難しいです。保湿剤は軟膏以外にも化粧水や乳液やローション、UVケア等もあります。
液体に近い成分ほど合成界面活性剤が多く含まれている傾向ですがこれは保湿剤に限ったことではありません。生活用品の中に合成界面活性剤が入っているのは沢山あります。普段使用している商品に含まれる合成界面活性剤が皮膚の保護膜を壊しているので、アトピー が治り難くなります。
合成界面活性剤は液体ソープ、シャンプー、リンス、液体洗剤、柔軟剤、台所洗剤、お掃除洗剤、等 生活用品に含まれている事が多いです。
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◎鍼灸の有効性
鍼灸が有効するのは症状にとらわれないで、体全体を整えて体質改善を図る目的があるからです。ですのでアトピー という症状にだけとらわれないで鍼灸治療をしていきます。体質改善で主な目的は体の冷えを改善することです。水毒体質からの冷えなのか、血液循環が問題なのか、ストレスによるものか、睡眠がしっかりとれない体質なのかをみていきます。まずは全身調整の鍼灸をする事で部分的な皮膚の症状回復が早くなります。
◎アトピー の治し方。効果のある3つの鍼灸。
1、灸頭鍼の効果
灸頭鍼の目的は主に体の全身調整に使用することがあります。灸頭鍼をする事で水毒体質や体の冷え、そして血液の循環を良くしストレスや睡眠がしっかりとれない等の症状回復ができます。また、灸頭鍼は痒みのあるところ以外のところを治療しますが、主な目的は「気」の流れを調整する事も含まれます。ですので灸頭鍼は体の背骨を中心にツボを使用します。「気」は背骨を中心に流れているという理論に基づいて鍼のツボを選択しています。
2、鍼の効果
こちらの鍼は灸頭鍼ではない鍼です。主な目的は皮膚表面の血液循環を良くするのが狙いです。皮膚表面には毛細血管がたくさんあります。血液循環を良くするのも主に毛細血管が対象になります。この毛細血管の循環が悪いと皮膚に栄養が来なくなり、皮膚の新陳代謝が悪くなります。新陳代謝が悪くなると皮膚のターンオーバーが順調にいかなくなります。ターンオーバーが順調に行かなくなると、それだけでも皮膚が痒くなります。ストレスによる痒みも殆どがこの毛細血管の血液循環が悪くなっていますので、鍼をする事で血液循環を良くしてストレスによる痒みの対策をします。
3、お灸の効果
お灸の効果は体の冷えを改善する事と水毒体質改善が主な目的です。冷えと水毒体質改善にはお腹にお灸をします。水毒体質改善にはお腹の中にある余分な水分を循環させる必要があります。そして背中にある胃腸のツボにもお灸をして水毒体質改善を行います。水毒体質改善をすると痒みがかなり楽になります。
◎鍼灸で炎症をとる方法。
アトピー の炎症をとるには主に鍼を使用します。鍼の効果はもともと炎症をとるというのがあり、炎症からくる痒みや痛みにも効果があります。アトピー の患者さんは痒みが辛いと言うのもありますが、皮膚が痛いと訴える方も多いです。皮膚に炎症があるので、痒く感じたり痛く感じたりは個人の感覚ですので人それぞれです。実際に炎症を起こしている皮膚に鍼を刺すと、赤みがその場で引いていくくらい即効性が鍼にはあります。しかも薬のような副作用はありません。
◎アトピー の浸出液を止める方法。
アトピー で浸出液が出る理由は主に2つあります。
1、脱ステ、脱保湿をして浸出液が出るタイプ
この脱ステ、脱保湿で出る浸出液が患者さんにとって1番辛い時です。見方を変えると脱ステや脱保湿をしてリバウンドである浸出液の時期が順調に経過するとアトピー の脱ステ、脱保湿はほぼ成功します。
脱ステ、脱保湿のリバウンドによる浸出液を止める方法は、黄色い浸出液か透明な浸出液かによって対策が違ってきます。まず、黄色い浸出液の成分は黄色ブドウ球菌です。この黄色ブドウ球菌は体の免疫力が低下していて、白血球も減少している状態ですので体の免疫力を上げる治療を重点的に行って黄色ブドウ球菌の浸出液を止めます。免疫力を上げるにはやはり体を温める灸頭鍼が効果あります。
2、脱ステ、脱保湿のリバウンド以外の浸出液
このタイプの透明な浸出液は皮膚に炎症が強く出ている時に出ることが多いです。しかし黄色ブドウ球菌の浸出液よりも回復が早いです。炎症を抑える事が目的になりますのでこの場合は鍼で炎症対策を行って、浸出液を止めていきます。
◎アトピー のカサブタ対策
黄色い浸出液や透明な浸出液が出ると乾きます。浸出液が乾くとカサブタになります。このカサブタは出来れば剥がさない方が良いのですが、この時期はまだ痒みが強く出たりするので皮膚を掻いている時にカサブタも剥がしてし合う事が多いです。
カサブタが剥がれるとまた浸出液が出て、そしてカサブタができるということを繰り返しながら正常な皮膚が出来上がります。カサブタはある意味皮膚を保護していますので、無理には剥がさない方がいいのですが、皮膚炎の場所によっては早く剥がしてカサブタを、作り治した方がいい場合があります。この時に鍼灸で皮膚の新陳代謝を早める治療を行います。そして硬い皮膚を一旦落とし、そして正常な皮膚が出来上がるようにします。この様な対策で皮膚の回復が全体的に早くなります。
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◎鍼灸で瀉血する方法。
瀉血も医師法と言うのがありますので、現在は行なっていない鍼灸院が多くなってのではないかと思います。ですので現在は瀉血というよりも刺絡を行なっていると思います。瀉血の効果はアトピー の赤みが早く改善することです。瀉血を目的にしなくても指のツボに鍼をする刺絡でも瀉血と同じ効果を出せます。刺絡ですと鍼治療の技法のひとつですので医師法には抵触しない筈です。ただし指に鍼を刺すと患者さんは流石に嫌がりますね。
◎アトピー の症状ごと、治し方に順番の違いがあります。
アトピー を鍼灸で治していく醍醐味は脱ステ、脱保湿を常識ではあり得ないくらいのスピードで改善させる事です。通常は脱ステ、脱保湿は順調に行っても最低6ヶ月はかかると思います。これが鍼灸治療をしながらの脱ステ、脱保湿ですと1ヶ月から3ヶ月で改善できる事があります。
しかも入院をせずにそして仕事をしながら又は学校へ行きながらの治療で可能です(一部の職業や症状の出方で外出を控える方もいます) この様な事が可能であるのは症状によって治療の順番を変えたり、生活指導ができるからです。
鍼灸治療でも、灸頭鍼が中心の時やお灸が中心の時そして鍼が中心の時があり、皮膚の変化に対応できるのが鍼灸治療の良さと考えます。臨床ではアトピー 症状が日々変わりますのでそれに対応する事ができる鍼灸治療はアトピー 治療にはなくてならないもと思います。
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◎アトピーの鍼灸、感染症対策。
アトピー の治療で1番注意が必要なのは、感染症対策になるとおもいます。脱ステ、脱保湿をすると黄色ブドウ球菌等による感染症の症状が出ます。西洋医学的には抗生物質を使う事が多いと思います。しかし抗生物質は黄色ブドウ球菌を減らしてくれますが、正常な皮膚常在菌も減らしてしまう可能性があり結果としてアトピー が治りにくいという事があります。
しかし鍼灸を使って感染症対策をすると副作用もなくアトピー が改善して行きます。感染症は免疫力が低下して皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌と皮膚ブドウ球菌のバランスが崩れている状態です。体の免疫力を上げれば皮膚常在菌のバランスが保たれて浸出液が止まり感染症も落ち着きます。
この感染症対策は鍼灸で十分可能です。しかも副作用は一切ありません。体を温める事で感染症対策になる事に気がついていないだけです。
◎まとめ
いかがでしようか?「アトピー の治し方 鍼灸療法」を投稿させていただきましたがご理解いただけましたか。アトピー は皮膚の症状ですので、皮膚に直接アプローチする鍼灸で変化が出ないというのがありえないと思いませんか?
なんとなくアトピー は原因不明とか遺伝とかアレルギーとか言われてますが、アトピー は原因があります。高血圧や糖尿病と一緒でもとは生活習慣病です。しかし、正しい対策をしていないとアトピー も複雑になり原因不明という事で諦めざるおえない方が多いのではないでしょうか?
食生活や生活習慣のアドバイスをして脱ステ、脱保湿が可能な鍼灸治療をするとアトピー は完治します。
このブログを読んでいる方は鍼灸師の先生が多いのではないかと思います。私のところには全国から鍼灸でアトピー を治療するところを紹介してください!という電話がありますので、鍼灸師の先生には是非、「アトピー を治したい! 」「脱ステ、脱保湿をしてアトピー を完治したい!」という方がいらっしゃいますので、ぜひ、アトピー でお困りの患者さんのお力になって頂けますようお願い申し上げます。
本日はここまで。
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