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これが「アトピースクール 鍼灸講座 宗気堂」の理念です。
はじめまして。
アトピースクール 鍼灸講座 宗気堂 代表 八木沼良夫です。
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自律神経失調症タイプのアトピー鍼灸治療。
◉自律神経失調症とは
自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう、英: Dysautonomia)とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経機能の失調によると思われる病態の総称[1]。 自律神経機能障害(autonomic dysfunction, autonomic neuropathy)とも呼ばれる。(ウキペディアより)
西洋医学的に見るとわかりにくいと思います。東洋医学的な説明ですと交換神経と副交換神経のバランスが崩れた状態が自律神経失調症となります。
・自律神経失調症のメカニズム。
東洋医学的には交換神経は「陽」副交換神経は「陰」になります。つまり陰陽のバランスが崩れた状態が自律神経失調症と考えて良いと思います。
・自律神経失調症の原因
自律神経失調症を自律神経だけで見ていくと難しくなります。自律神経は脊髄神経と連携しています。交換神経は知覚神経と連係しています。副交換神経は運動神経と連係しています。
例えば交換神経が優位になると知覚神経も過敏になり痛みが強く感じることがあります。副交換神経が優位になると運動神経と連係してますので、内臓の筋肉(平滑筋)の動きも良くなります。(運動をすると内臓にも効果が出るメカニズムです)
・自律神経失調症からくるアトピー性皮膚炎。
アトピー性皮膚炎の症状に痒み、痛みがあります。これは知覚神経が優位の状態です。知覚神経は交換神経と連係していますので、例えばストレスが多い状態の交換神経優位になると痒みや痛みが強くなります。ですのでアトピー性皮膚炎はストレスでも悪化します。
・自律神経失調症からのアトピーが出やすい場所。
自律神経失調症で例えば交換神経が優位になるとアトピー症状が出やすいのは、東洋医学的には「陽」の経絡になります。
副交換神経が優位になると「陰」の経絡に出やすいです。アトピー性皮膚炎が肘の内側に出たとすると、肘の内側は「陰」の経絡ですので、副交換神経が優位の状態です。(もう少し説明を加えた方がいいのですが、少し複雑になるのでここまでにします。)
◉鍼灸治療から見た、自律神経失調症タイプのアトピー対処法。
鍼灸は陰陽のバランスを取るための治療ですので、自律神経失調症タイプのアトピーには適しています。
・鍼灸でなぜ効果が出るか?
鍼は瀉、灸は補ですので、実証は鍼を虚証は灸を使用します。
・鍼と灸どちらが効果でるか?
アトピー性皮膚炎の方は実証が多いので鍼が合う方が多いです。
・刺激はどれ位が良いのか?
刺激の量は患者さんによって「閾値」が違いますので難しいですが、皮膚を対象にするアトピー性皮膚炎には、極端な刺激の違いがなくても効果が出ます。
◉自律神経失調症タイプのアトピー治療の効果とは
・治療期間はどれくらいか?
自律神経失調症タイプからのアトピー性皮膚炎は少し時間がかかる場合があります。特にストレスからくる症状は改善に時間がかかる事があります。
・通常のアトピータイプより時間がかかるのか?
通常は1ケ月から3ヶ月で殆ど良くなるのですが、3ヶ月以上かかる方は自律神経失調症タイプのストレスが影響しています。
・効果的なツボ
灸頭鍼で使用しているツボを使用するのが自律神経失調症にも効果があります。天柱、風池、肩外兪、腎兪です。少し深めに入れると良いです。
・アトピー以外の症状は鍼灸で解決するのか?
アトピー性皮膚炎が良くなると、殆ど場合は自律神経失調症の症状も改善します。鍼灸で陰陽のバランスが取れると機能性から来る症状は良くなります
◉まとめ
自律神経失調症タイプのアトピー性皮膚炎の対策を述べてきましたが、通常のアトピー性皮膚炎にも効果が出ますので、臨床で試してみてください。自律神経は脊髄神経と連係しているという事を意識すると、治療の幅が広がると思います。またこの理論を理解していると整体でもアトピー性皮膚炎が治せますね。
本日はここまで。
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編集後記
患者さんからよく聞かれるのは、アトピー性皮膚炎に良い食べ物は何ですか?という質問が多いです。そこで私が答えるのは良質の必須アミノ酸と言います。これはマグロの赤身です。皆さんも、皮膚や体はタンパク質で作られているので、必須アミノ酸が多いマグロをお勧めしてみてはいかがと思います。