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アトピースクール 鍼灸講座 宗気堂 代表 八木沼良夫です。
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『アトピー鍼灸治療に欠かせない自律神経と呼吸の調整』
『目次』
◉呼吸について
◉アトピー体質から呼吸が非正常になる原因
◉アトピー体質から呼吸が非正常な時の症状
◉アトピー体質の呼吸を正常に整える鍼灸治し方
◉まとめ
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◉呼吸について
呼吸(外呼吸)の主な目的は酸素と二酸化炭素のガス交換ですが、この大切なガス交換が正常に機能するには、非正常になってしまう原因を知る事で解決します。
誤解しやすいのが呼吸は肺自身が拡張、収縮の機能的な作用と思ってしまうことです。実際は肺が拡張、収縮するにではなく、肺の周辺にある「横隔膜」や肋骨(肋間筋)が動きを伴う事で肺が拡張、収縮します。
又、肺は意識的(随意)にも無意識的(不随意)にも拡張と収縮をします。次に呼吸がどの様な神経作用で機能するかを見ていきたいと思います。
○脊髄神経と呼吸の関係
肺は意識的(随意)にも無意識的(不随意)にも拡張、収縮しているのですが、脊髄神経支配の場合は主に意識的(随意)に機能しています。
意識的とは呼吸の吐いて、吸ってを意識的にする事です。これは脊髄神経の運動神経が行なっています。この運動神経は頚椎と胸椎からの神経伝達です。
○延髄(呼吸中枢)と呼吸の関係
無意識的(不随意)に肺が拡張、収縮するのは延髄(呼吸中枢)が行なっています。無意識(不随意)の呼吸とはつまり人間は睡眠中にも呼吸をしています。この時の呼吸を無意識(不随意)の呼吸と言います。
無意識(不随意)の時でも呼吸ができるのは、やはり肺が拡張したり、収縮しているからです。このメカニズムは肺を拡張、収縮させる横隔膜が延髄にある呼吸中枢からの神経伝達で動くという事です。
そして延髄は自律神経の延長にあります。自律神経は24時間機能してますので、人間が睡眠中でも横隔膜を動かして呼吸をさせていると言うことになります。
◉アトピー体質から呼吸が非正常になる原因
アトピー体質の方が呼吸が非正常になる主な原因は運転不足やストレスが大きいです。
○運動不足が原因の場合は、単純に体が硬くなります。この硬くなる筋肉には横隔膜や肋間筋も含まれます。横隔膜や肋間筋が硬くなると、肺の拡張、収縮の機能的な低下が起こり呼吸が浅くなりガス交換が正常に機能しなくなります。
ガス交換が機能低下すると、単純に血液の中に毒素が溜まります。そして皮膚にも毒素が循環する事で痒みの元になります。
○ストレスが原因の場合は、主に自律神経の影響が大きいです。横隔膜は自律神経の伝達でも機能しますので、ストレスから自律神経中枢の視床下部から延髄(呼吸中枢)と影響して横隔膜の機能が低下して呼吸に影響してきます。自律神経でも副交感神経(迷走神経)の影響を受けます。
◉アトピー体質から呼吸が非正常な時の症状
○運動不足が原因の呼吸の症状は、全般的に骨格筋が硬くなり自覚症状としては、息が深く吸えないという表現をすることが多いです。
肋間筋が硬くなってもそして肋軟骨や胸椎肋骨(胸肋)関節が硬くなっても、肺の拡張、収縮の機能低下を起こしますので、呼吸が浅いという症状を訴えることが多いです。
○ストレスが原因の呼吸の症状は場合によっては、胸痛や背部痛を感じたり(特に夜間)脇の下から腕にかけて冷や汗が出ることがあります。
この様な症状が出るときは、肺の拡張、収縮の機能が低下しただけではなく、横隔膜の筋膜を通して心膜にまで影響を及ぼしていることがあります。
みぞおちが痛く感じる症状も横隔膜から心膜によって影響が出ているので、この場合は一度心臓の検査が必要となってきます。
◉アトピー体質の呼吸を正常に整える鍼灸治し方
○脊髄神経から呼吸が非正常になった時は、鍼灸で後頭部から腰の仙骨まで、脊柱起立筋を灸頭鍼で緩めて脊髄神経の神経伝達を正常化させます。特に頚椎と胸椎を中心に緩める必要があります。
○自律神経から呼吸が非正常な時に整える鍼灸治療は、呼吸中枢(延髄)の働きを調整するために、頸部をしっかり灸頭鍼で緩めます。鍼は少し深めに入れます。
◉まとめ
アトピーの鍼灸治療では呼吸の機能を正常化させるのは大変重要になってきます。呼吸は肺で血液のガス交換をしてますが、この呼吸が非正常になると全身の血液が濁ってきます。
わかりやすのが血液が酸化して体も乾燥してきます。そして皮膚も痒くなりアトピーが改善しない事があります。
そして呼吸には随意呼吸と不随意呼吸があります。どちらも大切ですし、色々な影響を受けます。特に不随意呼吸は無意識的に動いて自律神経の影響が大きいです。ですのでアトピー治療にこのメカニズムを知って治療にあたると、皮膚の改善が早くなります。
本日はここまで。
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